兵頭の備忘録 其の122 ~嘘と悪口と吉川ひなの~
2018.05.31
本日のヤフートップニュースに飲食店のSNSなどを使った営業方法に対し、賛同する言葉と共に批判炎上を招いたとの記事を見ました。
正直、震えましたよ。
SNSやブログなどの内容がネット上で叩かれて炎上し、企業本体への影響があるという話は珍しくない時代になってきています。
だからこそコンプライアンスが重要視されるこのいまの日本で、こんなにも低俗なブログがあっていいのかと自分自身に問いかけてみました。そして気づきました。
このブログで書かれていることは7割作り話で2割は悪口ですから。
つまりほとんどが作り話ですから、おとぎ話的感覚で読んでくだされば腹も立たないのではないかと思います。悪口に関しては誰かを特定できないような配慮はします。そしたら炎上する要素もなくなる気がします。
残りの1割はSHAZNAの事を熱く語りたい兵頭でございます。
明日からロルキデ・ブランシュにて「オマール海老フェアー」を行います。最盛期を迎えるオマールをおひとり様一尾丸々召し上がっていただこうという趣旨です。
統計学上ワタクシの知る限り、女子というのは「海老」「アヴォカド」「大根サラダ」が好きです。ちなみに男子は「ハイボール」「鶏のから揚げ」「桐谷美玲」が好きだという統計があります。
そんな宗像イチ女心のわかるワタクシが、スペシャルオマールメニューをご用意して皆様のお越しをお待ち申し上げます。
尚、3日前までのご予約となっておりますのでご理解くださいませ。
だってご予約をいただいた時点で向かい側の海にオマール海老を捕まえてこなきゃいけないので・・・・・
兵頭の備忘録 その121 ~身近なテクノロジーの進化を割愛~
2018.05.24
厨房機器の展示会に行きますと最新式のマシーンが並んでいます。ここ20年くらいの厨房機器の進化はすごい勢いです。
「時代とテクノロジーに着いて行く」というのも今の時代に生きるオテルグレージュのテーマでもあります。
最新の調理法や調理機器導入に積極的な反面、ガラケーユーザーの兵頭でございます。
宗像市はイノシシが多く出まして、実際ワタクシも何度か遭遇したことがあります。
害獣に指定されていますので定期的に駆除されているようですし、駆除されたイノシシは宗っ猪(むなっちょ)という商品名で販売されております。
あまり信じてもらえないのですがキジも見たことがありますし、福津市の山中では鹿も見ました。
ワタクシ、今はシーズンオフではありますが、ジビエの勉強をしています。
昨今のジビエブームに違和感を感じているからです。
ワタクシのいう「違和感」が何なのかを説明すると絶対に敵が増えますので割愛します。
なぜこのタイミングでジビエを勉強してるのかなんて誰も興味ないでしょうから割愛します。
このブログの更新も割愛しようかな。
兵頭の備忘録 其の120 ~プロの仕事を垣間見る~
2018.05.17
オテルグレージュの写真を担当しているアーティスティックフォトグラファーズ集団がおりまして、ワタクシは定期的に奇才カメラマンから料理や厨房風景、はたまた顔写真まで撮ってもらう機会があります。
今回はその親分カメラマンに取材用写真を撮ってもらいました。
ガラにもなく緊張しました。
レンズの奥に感じる「何か」に飲み込まれそうな気がするのですが、それに負けじと睨み返している自分がいるのです。
気を緩めてはならない。気を許してはならないと本能的に感じるのです。
そんな戦いのような撮影の結果、実物よりも7割増しで男前に仕上がりました。
あのまま気を許していたら、間違いなくヌードにされていただあろう兵頭でございます。
さて以前より告知していましたオテルグレージュの料理教室が開催されました。
平日にもかかわらずあっという間に定員人数に達し、キャンセル待ちまで出たことに軽い驚きを感じております。
ワタクシが人気者なのか、受講された方がヒマ人だったのかは分かりませんが、結果としていい講習になったのではないかと感じています。
ワタクシ自身もこのホテルの料理に携わる人間として、その拘りや想いを直接お客様に自分の言葉でお伝えすることは非常に有意義だと感じました。
料理人にとって、自己表現の場はお皿の上だけではないのだと痛感した第一回の講習となりました。
第一回目で拘りも想いもぜーんぶ喋っちゃったんで、第二回目以降から話すことないわ。
下ネタにしよ。
兵頭の備忘録 その119 ~THの発音~
2018.05.09
スポーツ全般に疎く、サッカー日本代表の名前は一人も言えないワタクシでも大谷選手の二刀流の凄さには脱帽です。
ワタクシは料理人ですがデザートまでプロデュースしてますんで二刀流と言えますね。しかもシェフでありながらソムリエでもありますからハイ、これで四刀流。TPOによってドSにでもドMにでもなれますんでこれで六刀流じゃーん。
はい、調子に乗りました。すみませんでした。
こんな恰好が出来たら八刀流になれる兵頭でございます。
今、イベント用のメニュー制作をしているのですが、料理に九州産の和食材を使う予定です。
フランスにおいて柚子は「YUZU」、椎茸は「SHIITAKE」、山葵は「WASABI」と日本語がそのまま通じます。そんなグローバルスタンダードだからこそ、日本らしく九州らしい、そしてオテルグレージュらしい和食材をチョイスするとこから頭を悩ませてる毎日です。
しかしお蔭で色々なことを調べることが出来ました。そして自身の無知さも知りました。
まだまだ知らない食材や拘った生産者の方がいらっしゃる訳で、その想いを料理に変えて伝えていく事がワタクシ共の使命なのだと再認識した次第です。
もっと勉強して、ワタクシがチョイスした食材が近い将来フランスでそのまま通じるようになれば本望です。
兵頭の備忘録 其の118 ~食事の目的と食事の美味しさ~
2018.05.03
GW真っ只中で猛烈忙しいのにブログを更新している事自体とうかと思うのですが、ワタクシにとって週一回のルーティーンワークになりつつあります。
「ブログの内容で怒られたりしたら一瞬にしてブログを閉鎖しよう」と決めているので、特に気を張ることなく気軽な気持ちで書けてることが長続きの秘訣だと思います。
その反面、言葉狩りに近いご指摘をいただくこともあるのですが、その時は「うるせーバカ」と毒づく事で心を折られずに済んでいるのも事実です。
口数も多いくせに、どうやら口も悪いらしい兵頭でございます。
いやー、今年もこの時期がやってきましたね。毎年の事とは分かってはいたものの、とりあえずは「もうか!?」とか「早いわ!!」などと突っ込んでみます。
あ、おせちの話です。
今年も百貨店からの出品依頼が届いたんです。
オテルグレージュではおせちは結構頑張って作ります。実は利益もあんましありません。
ワタクシ自身が「美味しいおせち」を食べたことがないですし、おせちを美味しいと思ったこともないんです。
なので「美味しいおせち」にチャレンジしてるのです。
オテルグレージュのおせちは普通のおせちとは少しコンセプトが違うかもしれませんが、ご自宅でお召し上がりになる事を前提に料理の本質である「味」の事を考えたらこのスタイルになっただけです。
でもやっぱり美味しいものを食べるならレストランに食事に来ていただく事が一番だと思ってます。
たまに10万円くらいのおせちがありますが、それを頼むならオテルグレージュに来ていただいた方が最高の状態で最高のサービスと共にお食事が楽しめるのに!!!
と、ワタクシじゃない誰かが言ってました。
もう一度言います。
言ったのはワタクシじゃありません。